本地域は地下水の保全と適正な利用を図るため「茨城県地下水の採取の適正化に関する条例」の指定地域であり,地下水の採取に制約があることから長期的,安定的な水源の確保が求められていることに伴い,水源の変更と平成11年度を目標とした給水人口,給水量の見直し,安定した給水ができるよう給水能力の見直しと安心して飲める水を供給するためライフラインの確保を図るべく基幹施設の整備拡充を基とした第5期拡張事業を計画,平成4年3月事業認可を受け平成4年度より事業に着手しました。
事業は平成4年6月1日から新たな水源として茨城県中央広域水道用水供給事業より浄水の受水を開始し,平成7年3月に柏原配水場建設改良工事を,同年12月に玉里新配水場配水池築造工事を竣工しました。
また,柏原配水場を無人化し,玉里新配水場から総合監視体制(中央制御監視体制)を行う玉里新配水場電気・機械設備工事は平成10年度(国庫補助対象事業)の水道緊急整備対策事業として工事を行い平成11年12月竣工いたしました 。